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ホーム > ぎゅーとらが目指すもの > 責任者インタビュー(青果本部 課長 近藤 匡)
 
青果本部バイヤー/近藤匡
ヒット商品を生むことができたときは、バイヤーとして大きなやりがいを感じます。
時代の一歩先を読む
 

近藤匡写真

 仕入れ、年間販売計画の立案、問屋や生産者との商談を行なうのがバイヤーの主な業務で、品揃えを決める重要な役割を担います。


 例えば、以前、かなりこだわって作られている「北海道産ブロッコリー」の取扱いを開始したときのことです。鮮度も味もバツグンで、ずっしりとした大きさのあるものでした。しかし、ブロッコリーは通常だと1個198円くらいの価格ですが、これは1個298円。「こんなに高いもの本当に売れるの?」と各店舗からはブーイング(笑)。


 実際、販売初日はほとんど売れず、かなりあせりました。しかし「味を知っていただけば、その価値が分かっていただけるはずだ」と信じ、翌日から試食コーナーを設けることにしたんですね。すると、途端に売れ出して完売。その後、このブロッコリーは定番の人気商品となり、たくさんの方にリピーターになっていただけました。こうしたヒット商品を生むことができたときは、バイヤーとして大きなやりがいを感じますね。


 もちろん、いつでも100%自分の読みが的中するというわけではありません。それがバイヤーの仕事の難しさであり、おもしろいところでもあります。やはり、社会のニーズやトレンドをつかみ、時代の一歩先を読む力がとても大切ですね。

より良い商品を探し出すために

近藤匡写真

 産地へも積極的に出かけ、味や鮮度を確かめるのはもちろん、野菜作りへのこだわりや想いなどをしっかりと聞き、これなら大丈夫と思える生産者の方だけから仕入れさせてもらっています。


 さらに最近では、遠方の産地よりも、地元から優先して仕入れるようにしています。その方が鮮度も高く、何より地産地消の安心感があります。さらには、少しでも地元農業の活性化につながればという想いもあります。

取引先も大切に

 そうした取組をさらに前進させた「おおきんな」というコーナーをほとんどの店舗に設けています。これは、地元農家さんに、鮮度の高い朝穫り野菜などを中心とした青果を、直接持ち込んでいただいて販売するシステムの売り場。ここでは商品の価格も、生産者の方に自由に決めていただいています。従来のスーパーでは考えられないシステムですが、このコーナーの相乗効果で店舗全体が活気づきました。そして農家さんにもとても喜んでいただいています。  


  お客様はもちろん大切ですが、同じように取引先も大事にしたいというのがぎゅーとらの考え。お客様・取引先・我が社の全てが、ともに幸福になっていきたいですね。

近藤匡写真  
メッセージ

 ぎゅーとらでは、基本的な方向性が間違っていなければ、どんどん意見を取り入れてもらえ、さらには、学歴や年数などに関わらずキャリアアップしていくこともできます。
 物事をバランスよく考えられる人は、バイヤーを含めいろんな職場で活躍できるはず。お客様の満足・会社の売り上げ・取引先の利益などを、トータルに見る視野を持てると素晴らしいですね!

 
 
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